アート・芸術の世界を知れる漫画が読みたい!
アート・芸術の世界で頑張る主人公の話が読みたい!
本記事は、こんな方に向けた内容です。
月100冊以上読む漫画大好きな私が過去読んだ漫画の中から、アート・芸術を題材にしたおすすめ漫画をご紹介します。
「音楽漫画」や「スポーツ漫画」と同様、「アート・芸術漫画」も人気のあるジャンルです。
個人的には、アート・芸術にはあまり縁がないこともあり、普段馴染みのない世界を知る機会になっています。
そしていつも思うのが、”何かを生み出す”、”自分を表現する”ってとても難しいことだなぁと。
才能・実力が顕著に現れる厳しい世界で生きる主人公たちに尊敬の念を抱かずには入られません。
そんな「アート・芸術漫画」をぜひお楽しみください!
アート・芸術を描いたおすすめの漫画
左ききのエレン(連載中)
作品名 | 左ききのエレン |
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作者 | 原作:かっぴー、漫画:nifuni |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
広告代理店勤務の若手デザイナー・朝倉光一。納得出来ない理由で自ら勝ち取った仕事を取り上げられた彼は、やりきれない気持ちを抱えて横浜の美術館へと向かう。そこは、彼が初めて「エレン」という才能と出会った場所で…。大人の心も抉るクリエイター群像劇、開幕!
引用:Amazon
何者かになりたいと必死に足掻く凡人と、天才と呼ばれる人の物語です。
凡人には凡人の、天才には天才の苦悩があって、それぞれの心理描写が残酷なほどリアル。
社会人に成ってから思い知らされる「自分は天才じゃなかったんだ」という事実、その事実に打ちのめされながら足掻く主人公の姿、誰しも感じる学生と社会人のギャップには、いろんな意味でグッときてヒリヒリします。
主人公が広告代理店で働いていて、広告代理店の裏側・実情も興味深いです。
物語の時間軸が行ったり来たりするので、たまに混乱しますが、ドラマチックで大人の心をえぐるストーリーにしびれます。
(2024/12/04 02:15:45時点 Amazon調べ-詳細)
7人のシェイクスピア(連載中)
作品名 | 7人のシェイクスピア |
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作者 | ハロルド作石 |
ジャンル | 歴史 |
舞台は16世紀、空前の演劇熱に沸くロンドン。片田舎に育った無学の青年・ランス(W・シェイクスピア)は、個性豊かな仲間たちの才能を結集し、芝居の脚本を書き始める。それは、1本のペンだけを武器とした“革命”だった――! 絶対的格差のなかで“自由”を求めた、7人の文豪たちの熱筆疾風録!!!
引用:Amazon
劇作家・詩人として有名なシェイクスピアについての物語です。
シェイクスピアの作品が、実はが1人ではなく7人で作り上げられたという新解釈で描かれています。
シェイクスピア自体は知っていましたが、彼が実は謎に包まれた人物であったということや、当時の時代背景も知れて面白いです。
異なる才能を持ち合わせた7人も個性的で、今後どのように物語が展開するのか目が離せません!
(2023/04/28 18:04:37時点 Amazon調べ-詳細)
アルテ(連載中)
作品名 | アルテ |
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作者 | 大久保圭 |
ジャンル | 歴史 |
16世紀初頭・フィレンツェ。芸術など文化活動が花開いたルネサンス発祥の地。そんな活気あふれる華やかなる時代に、貴族家生まれのアルテが画家工房への弟子入りを志願する。女性がひとりで生きて行くことに理解のなかった時代、様々な困難がアルテを待ち受ける。
引用:Amazon
貴族生まれのアルテが女性画家を目指すお話です。
男尊女卑や身分制度があるルネサンス時代の人々の暮らしがとてもわかりやすく描かれていて興味深かったです。
男社会の絵の世界に飛び込むアルテには、女というだけで無理難題をふっかけられ、仲間はずれにされ、そんな中悔しさをバネに必死にくらいつき努力するアルテが、とてもかっこいい!
その姿で周囲を魅了し、認められ、どんどん味方を増やしていく様子に、とても元気と勇気がもらえます。
自分の人生を切り開くのは自分の努力次第ってのをすごく感じました。
ヨーロッパに旅行に行って、そんな時代に思いを馳せながら美術館で絵を見ていなぁと感じた作品でした。
(2024/12/03 06:58:16時点 Amazon調べ-詳細)
ブルーピリオド(連載中)
作品名 | ブルーピリオド |
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作者 | 山口つばさ |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
引用:Amazon
東京藝術大学大学出身の作者が描く藝大受験の実情が見事に描かれた作品です。
美大受験がこんなにも厳しく難しいものだとは思わず驚きの連続でした(あとで調べたら東大受験よりある意味難しいとも言われているとか)。
確かに点数で良し悪しが判断されるわけじゃなく、ただ絵がうまいだけじゃダメで個性も求められる…すごく厳しい世界。
熱意や泥臭い努力の積み重ねが大切で、そんな姿はまるでスポーツ漫画のようでもありました。
モノクロなのに、読んでいると不思議と色が見えてくるような感覚に陥ります!
(2024/12/03 11:09:11時点 Amazon調べ-詳細)
セキララにキス(全9巻完結)
作品名 | セキララにキス |
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作者 | 芥文絵 |
ジャンル | 恋愛 |
みんなに好かれるため「仮面」をかぶって生きてきた女子高生の千歳(ちとせ)。ある日、痴漢から助けてもらった少年・樹(いつき)の瞳が忘れられず、跡をつけていった先は、美術予備校だった!!流れで予備校を樹に案内してもらう千歳だったけど、彼には嘘の顔を見抜かれてしまい…。仮面かぶり女子×自由すぎ男子の甘くてドSな放課後ラブストーリー!
引用:Amazon
美大受験に向けて頑張る美術予備校に通う高校生のお話ですが、こちらは恋愛が主軸に置かれた青春ラブストーリーです。
人に好かれるために仮面をかぶって生きてきた千歳が、自分を変えたいと、自分に向き合い、夢に向かって頑張る姿は健気で応援したくなります。
お互いに第一印象が悪かった千歳と樹は、最初こそぶつかるものの、お互いを高め合い応援しあう素敵な関係に。
高校とは違って、同じ目標に向かって頑張る仲間がいる美術予備校が舞台だったこともあり、周囲のキャラクターも夢に向かって頑張っていて、まさに青春でした。
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(2024/12/03 06:31:26時点 Amazon調べ-詳細)
青の花 器の森(連載中)
作品名 | 青の花 器の森 |
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作者 | 小玉ユキ |
ジャンル | 恋愛 |
長崎・波佐見を舞台に始まる、器と恋の物語 波佐見焼きの窯で絵付けの仕事をしている青子。その窯に、海外で作陶していたという龍生がやってきた。無愛想で人を寄せ付けない龍生に「絵付けされた器に興味ない」と言われ、自分の生き方まで否定された気持ちの青子だが、反発しながらも龍生の器に惹かれていき…?器に魅せられた男女が出会ったことで、大人の恋が動き出す――!
引用:Amazon
器の世界がとても興味深かったです!
今まで全然興味関心がない分野でしたが、器作りに携わる人々の想いや製造工程をみると、まさに器は芸術なんだなぁと強く感じました。
一つの器を生み出すのに、こんなに製造工程があるとは驚きでした。
青子と龍生の恋もゆっくり進んでいく感じがとても心地よく、傷ついた大人同士が器を通して距離を縮めていく様子にキュンときます。
一つ一つの過程を経て、ゆっくり心を育んでいく恋模様も、まるで器作りのようだなぁと感じました。
アート・芸術を描いたおすすめ漫画を読む方法
今回ご紹介し漫画は、すべて電子書籍ストアで読むことができます。
プロフィールでも書いた通り、最近はもっぱら電子書籍派の私。
漫画って「読みたい!」と思ったら、いてもたってもいられなくなりませんか。
本屋やレンタルにいく時間がない、でも今すぐ読みたい!って時に、電子書籍は本当におすすめです。
1冊丸々無料の漫画や、無料の試し読みも充実しているので、購入前に中身をチェックできるのも嬉しいポイントです。
最後に
自分がアート・芸術分野に縁がないこともあり、漫画を読めば読むほど、知らない世界が広がっていて夢中になります。
その世界のことを知ると見方も変わるので、美術館に行くと漫画のことを思い出して、描き手の心を思い起こして感じ方が違ったり。
きっと自分の世界を豊かにしてくれるはずです!
現代アート、ヨーロッパ芸術、芸大受験、美大予備校、器の世界などなど、色んな切り口で描かれた漫画があるので、ぜひ色んな世界を知ってみてくださいね!
以上、ななみでした!