少女漫画好きにもおすすめしたい少年＆青年漫画まとめ

推しのアイドルに転生した主人公が繰り広げる新感覚芸能界ストーリーです。

「転生」×「芸能界」×「復讐」×「サスペンス」と、色んな要素が入っている物語ですが、全てがうまく融合している上に、それぞれの面白さが際立っていてお見事！

芸能人の子供の立場から描いた作品って珍しいので新鮮ですし、しかもそれが転生者だから前世の記憶があってややチート要素もあり、斬新な設定にワクワクします！

物語展開も早く、1巻からグッと引き込まれて、先が気になってしょうがないっ。

ぜひぜひ読んでみてほしい作品です。

貴族生まれのアルテが女性画家を目指すお話です。

男尊女卑や身分制度があるルネサンス時代の人々の暮らしがとてもわかりやすく描かれていて興味深かったです。

男社会の絵の世界に飛び込むアルテには、女というだけで無理難題をふっかけられ、仲間はずれにされ、そんな中悔しさをバネに必死にくらいつき努力するアルテが、とてもかっこいい！

その姿で周囲を魅了し、認められ、どんどん味方を増やしていく様子に、とても元気と勇気がもらえます。

自分の人生を切り開くのは自分の努力次第ってのをすごく感じました。

ヨーロッパに旅行に行って、そんな時代に思いを馳せながら美術館で絵を見ていなぁと感じた作品でした。

マジで飯テロ作品！どの料理も美味しそうで、漫画のキャラたちも本当に美味しそうに食べるので思わずヨダレが・・・！！

異世界の住人たちが居酒屋で出される日本食の美味しさにハマっていく姿は、なんだか日本人として誇らしくなるし、日本食の良さを改めて感じます。

居酒屋に訪れるいろんなお客様を日本食でもてなし、感動を与え、幸せにしていく様子は爽快感！

歴史タイムスリップものの漫画で、現代人が現代の知識で昔の人をアッと驚かせていく時の感じに似ています（笑）

読み進めていくと、お客様が常連さんになってきて、常連さん同士も横で繋がり、輪が広がっていくのですが、居酒屋の常連ってこんな雰囲気なのかと常連さん気分が味わえます。

ゲームは好きだけどオンラインゲームはやらない私に取って、とっても興味深い世界でした！

ネットの世界でコミュニティができいて、リアルの世界と同じようにワイワイガヤガヤ盛り上がっている仲間感にすごく憧れます。

見た目めっちゃギャルな女の子と、ギャルな苦手な主人公は、リアルで出会っていたらたぶん交流はなかったと思います。

そんな2人がオンラインゲームとシェアハウスでの生活でどんどん距離を縮めていく様子が微笑ましいです。

主人公がゲーム内で使っているキャラがめっちゃ愛くるしくて、これ男の人なんだよなぁと思うとちょっと混乱しますが、それもネットの世界あるある（笑）

リアルとゲームの両方の生活が融合した不思議な展開で、どんどん引き込まれました！

控えめに言って、めちゃくちゃ面白いです！！

凄腕スパイの父、暗殺者の母、超能力者の娘がお互いに正体を隠して、お互いの目的のために仲良し家族を演じるのですが、その様子がクスッと笑えます。

敏腕スパイと暗殺者ゆえにその能力は高く、良い家族を演じるために、遺憾なく能力発揮しているあたりも面白いし、娘は超能力者ゆえに父と母の正体を知っているのですが、取り繕う父と母を見て、娘が冷静に心の中でツッコんでいるのが個人的にはツボ。

ともかく笑いのポイントが多く、絵も綺麗で読みやすく、ストーリー展開も最高！

裏社会の話だけど明るくて笑えて、超おすすめです！

「マンガ大賞2021」大賞をはじめ、マンガ関係の各賞を受賞しまくっている作品です。

素直に言って、やっぱり面白いし、話題になるだけある！

1話目の冒頭から冒険の帰り道で、しかも勇者は1話目で年老いて亡くなるってのにはびっくりだけど、終わりが始まりの物語っていう着眼点が新しいです。

人間より格段に寿命が長いエルフのフリーレンが、勇者たちの「その後」を背負い、なぞりながら、勇者たちとの冒険を回想していくのがグッときます。

現在が進みながら過去を回想していく形なので、あとから「あ、だからあの時こう言ったのか」と伏線を回収する展開になりそうで、読めば読みほど読み返したくなりそうな予感です！！

見た目はヤンキーなのに心が素直で人の気持ちが分かり寄り添える黒川がすごくいいやつでした！

相手を理解しようという姿勢がすごいし、人は見た目じゃ分からないと思わせる典型的なタイプで、見た目に反して超ピュアで、ユキコの一挙一動に反応して照れてる姿が可愛いです。

ユキコは白杖を使っている弱視の女の子で、見えないから顔を近づけたり、触ったりするのだけど、ユキコにとってのなにげない仕草がとても可愛く、黒川をドキドキさせすごく見ていて微笑ましかったです。

ユキコがすごく芯の強い子で、できないこともできるように努力する前向きさ
こういう姿勢ってスゴイなと思ったし、見習いたいなと思いました。

あと、目が見えないって一口で言っても見える度合いもそれぞれで色んなタイプがあることを初めて知り、漫画を通して視覚障害に対する理解も深まる良作でした。

青春と友情が描かれた爽やかな作品です。

クール系美女、地味女子、あざと系女子など普通だったら仲良くならなそうな
タイプの違う女の子たちが、田舎者でちょっとズレてる主人公みつみの嫌味のない鈍感さと純朴さに影響されて、どんどん仲良くなっていか過程がいいです！

みんな何かを抱えつつ日々過ごしてる様子がとてもリアルだし、登場人物の心情が丁寧に描写されています。

読んでて和むしほっこりするし、みつみのキャラにどんどんハマってきます♪♪

今後みつみとイケメン志摩くんが恋に発展するのかも気になりなるところです。

主人公の葵海と、幼なじみの陸とのラブストーリーですが、ある理由から陸が何度もタイムスリップを繰り返しています。

そのある理由がとても切なくて、そしてとても美しいお話でした。

葵海の立場での切なさと、陸の立場での切なさと、それぞれの立場から違った感情を感じ、終盤に近づけば近づくほど胸がギュッとします。

ラストのライブシーンは最高の音楽を奏でるバンドのイキイキとした音楽と、夏の夜空の美しさがマッチして、まるでライブ会場にいるかの躍動感！

3巻完結で読みやすく、最後は涙すること間違いなしです。

不思議な力を持つ主人公が、救命士として様々な人の死と、残される人の想いに触れ合っていく様子を通し、いつか来る死について考えさせられます。

その能力で愛する人の死の運命も知ってしまうという切ない展開ですが、今そばにいる人に言葉や行動で愛を伝える大切さをすごく感じました。

絵がとても温かく、作風も悲しい中にも温かさが詰まっている作品です。

全3巻完結で短いながらも綺麗にまとめられている良作です。

恵まれない環境に育った主人公の海が、才能と努力で成功するサクセスストーリーかと思いきや、同時に彼の師匠である元天才ピアニスト・阿字野先生の成長ストーリーでもあると感じた作品でした。

この作品で感じたのが「人との出会いの大切さ」です。

師匠、切磋琢磨するライバル、応援してくれる仲間、家族、ファン。

海は自分の環境を嘆くのではなく、常に周囲の人を大切にしていて、人を蹴落とすのではなく、自分と戦っているのが印象的でした。

海が奏でるまるで森の中で弾くようなピアノは、スッと胸に入ってくるような爽やかさと軽やかさを感じました。

海と阿字野先生の絆を感じるラストシーンは必見です！

ワンピースの作者の尾田栄一郎さんが思わず嫉妬した作品としても有名な本作。

極上の「青春×音楽×ラブストーリー」が楽しめた作品でした！

絵がすごく綺麗で、青春のキラキラや音楽の美しさを見事に表現されていてとても引きこまれます。

主人公の元・天才ピアニストが、明るくて情熱的でいつもエネルギッシュな少女・宮園かをりと出会ってから日常が彩る様子がありありと伝わってきました。

そしてそんなかをりの秘密を知って・・・最後は涙なしには読めません・・・！！

16歳以上になると政府通知がくるという、政府の指名によって結婚相手が通知させる「ゆかり制度」がある世界のお話です。

政府にこの人が運命の人だよと通知されるなら、運命の人を見つけるための苦労もないし、モテなくても結婚できるし、何かうまくいかなくてもこの人が運命の人だから大丈夫と無条件に信じられるし、結構合理的なのかもと思いました。

自分の判断ではなく、政府が決めてくれた判断だから何も考えずに寄りかかるには楽なんだろうな〜と。

少子高齢化・マッチングアプリ・異性愛者など現代の色々な部分を風刺してる感じも！

そして、いつも切なそうな表情で、でも頑なに秘密は言おうとしない、主人公が想いを寄せる高崎さんが隠す秘密がすごく気になります。

最終巻は2冊あり、2人の女性とのエンディングが描かれているのは斬新でした！

”においフェチ”男子×”汗かき”コンプレックス女子の匂いフェチラブコメです。

2話で付き合うことになるので、基本的にずっとラブラブ！

お互いを尊重し合う素敵なカップルなので、安心して読めるし、ほんわかします。

イケメンで仕事もできる香太郎が誠実で一途な好青年で、たまに変態なのがいい！

麻子は汗かきな自分に自信がなくて控えめだけど、香太郎と接する時はすごく可愛くなるし、どんどん表情も明るくなって良かったです！Gカップのナイスバディが羨ましい！

読むとせっけんや香水を買いに行きたくなる衝動にかられる作品でした。

吸血欲を持った「鬼」と呼ばれる存在が静かに息づく現代社会が舞台となっており、人と鬼のハーフで警視庁公安五課で鬼の犯罪を取り締まるのが主人公です。

普通の刑事ものとは一味違った、ダークファンタジーが楽しめます。

鬼と人間の恋愛が描かれていて、時に胸キュン、時に切なく、時にエロくて、とってもハマります！

ヒロインのつかさの芯の強さもカッコイイし、ヒーローの安斎の色気（特にホクロ！）も素敵で、キャラクターが魅力的なのも良かったです。