世界観が素敵！おすすめの中華風ファンタジー漫画

現実とはかけ離れた設定のファンタジー作品が読みたい！

王子や姫が登場するような王宮モノが読みたい！

西洋風じゃなくて中華風の作風に興味がある！

「物覚えがいい」という超人的な能力を持つ主人公の茉莉花ですが、その能力を発揮したことで他者から傷つけられ、それ以降普通でいようと能力を隠しています。

現代でも秀でた人は疎まれたり、陥れられたりすることがありますが、まさにそれ。

そんな茉莉花の能力を偶然知った皇帝との出会いにより、才能を活かしながら茉莉花がどんどん成長していく姿に惹きつけられます！

特に現代よりひどい男尊女卑社会で、茉莉花が努力し、認めさせていく姿にワクワクします！

ヒロインのヨナが仲間と共に成長していく物語です。

最初はお姫様がイケメンに守られるようなお話かな〜と思っていたのですが、全然違いました！

最初は誰かに支えられてでしたが、どんどんたくましくなって、ただ守られるだけのお姫様ではなく、強くて凛とした女性になっていき素敵です。

それぞれのキャラクターが個性的で、誰が何を考え、どう思っていてというのが丁寧に描かれていて全員がとても魅力的！

すでに30巻以上の長編マンガなので、読み応えありますが、目が離せなくて一気読みしたくなっちゃうこと間違いなし！

壮大なスケールと緻密なストーリー展開であり、少女マンガの域を超えた作品です。

明るく豪快なヒロインが素敵すぎます！

ヒロインである皇后が、将軍まで上り詰めた元軍人であり、三十路で男勝りの強さを持っているという設定が斬新で、まさに規格外。

普通の皇后とは違うヒロインが女の園である後宮をどう掌握していくのかワクワクします。

夫である皇帝は、言葉なくても理解し合える唯一無二のような関係性ですがそこも素敵！

将軍時代の元部下のため戦友であり友人みたいな間柄なので、そこからどう変化していくのかも気になるところです。

薬と毒オタクの猫猫が、その好奇心ゆえに、後宮に渦巻く事件に巻き込まれてどんどん謎を解いていくのが面白いです。

薬と毒には目を輝かせるのに、それ以外には基本的にドライな猫猫のキャラもいい！

普通のヒロイン像とは異なる感じで、ニヤッと笑う顔、嫌がる顔などが絶妙で、個人的には後宮のアイドル的存在の宦官の壬氏をナメクジを見るような目で見るところがツボです！

いつも余裕たっぷりな壬氏が猫猫に振り回されているのも可愛いです。

猫猫と壬氏の関係がどうなっていくのかも楽しみだし、ここまでの伏線がどう回収されていくのかも気になります。

男装のヒロインが皇帝の直属の部下となり、皇帝命令で後宮に住む正姫候補の各国の側室たちを探っていくのですが、意外だったのがドロドロではなかったこと。

後宮のお話ってお互いの騙し合いで愛憎劇が渦巻くイメージでしたが、ここで出てくる姫たちは仲が良いし、姫それぞれの生き方が描かれていて良かったです！

姫たちだけでなく、実は皇帝にも秘密があったり、意外な展開も多く楽しめます。

ヒロインと皇帝はお互いに惹かれていくのですが、全体的に恋愛要素が少なめで、もう少し恋愛要素が欲しかったな〜と思いました。

高賃金で割のいい仕事として、臨時で陛下の花嫁を務めるという、時代物にしては珍しい設定だと思った作品。

陛下の花嫁なんて国の政治のど真ん中なので、そうそう簡単に辞めれないし、臨時で務まるのかと。

それを夕鈴は、持ち前の明るさとバイタリティで機転を効かせて、見事な演技で花嫁を全うする姿は見事！

陛下と夕鈴の夫婦演技のやりとりも面白く、読んでいてニヤニヤしてします。

普段は子犬のようでありながら、冷徹無慈悲な顔もある狼陛下の２面性がクセになる作品です。

てっきりガオシンとヨンヤンとの三角関係の恋愛ものなのかと思っていたら、実は皇帝だったガオシンの皇后になるべく鈴花が成長していくお話でした！

一夫多妻制の国で鈴花を一途に愛するガオシンが皇帝という立場だから悩んだり、身分もない異国出身だからこそ鈴花が悩んだり。

ガオシンと鈴花が、「皇帝・皇后という立場」と「自分たち個人の想い」の間で悩む姿がクローズアップされていた印象です。

身分も高くて何の不自由もないように思う立場の人も大変なんだなとすごく感じました。

鈴花が現代から中華風のこの世界にタイムスリップしてしまう謎も途中で解けて、その理由が個人的にはとてもグッときました！！

平民と帝の身分違いの恋を描いた王宮ロマンスです。

絵柄的に、ヒロインの香蘭が幼女に見えるのですが、実は18歳で帝より年上という見た目のギャップがすごい！

こんな見た目幼くする必要あるかなとも思いましたが、いつも一生懸命で頑張り屋さんでとても可愛いし、終盤でその設定が効いてくるように感じました。

帝も優しくて、気品があって魅力的に描かれています。

基本いい人ばかりの世界観で安心して読めてほっこりする物語でした。

宮廷での権力闘争、派閥争い、陰謀など、分かりやすい悪に対して立ち向かい、男装した才色兼備の孟麗君が宮廷でその才覚を活かして活躍する姿は爽快です。

物怖じせず真っ直ぐ突き進む孟麗君には好感が持てるし、男装してても滲み出る美貌で周囲を魅了していくのも良かったです。

宮廷という男性社会で、イケメンキャラも複数登場します！

ただ、恋愛面はやや消化不良なところがあり残念に感じました。